フィギュアGPシリーズ 今井遥の惨敗で高まる「真央待望論」

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 26日、今井遥(21)が米シカゴで行われたフィギュアスケートGPシリーズ第1戦のフリーに出場。前日のショートで8位と出遅れたのを巻き返せず、7位止まり。かろうじて入賞したものの、総合8位に終わった。

「全然(リンクで)スピードに乗れなかった。もっといい演技ができるようにしたい」

 そう言って肩を落とした今井は自身GPシリーズ4季目となる今季は初の表彰台が期待されていた。その初戦で力不足を露呈。本人だけじゃなくスケート連盟関係者も頭が痛いだろうが、 この「惨敗」をほくそ笑んでいる連中がいるという。

 テレビ局関係者によれば、「連盟側にとっては今井だけでなく次戦のスケートカナダ(31日~)に出場予定の宮原にも負けてもらったほうが都合がいいかもしれません」とこう続けるのだ。

■連盟とテレビ局の思惑は一致

「エースの浅田真央の去就が、はっきりしないからです。浅田は今も現役か引退かで心が揺れている。そんな矢先に、次々と若い世代が台頭すれば、『居場所はなくなった』と引退を決断しかねない。そうなると困るのはスケート連盟。浅田は今も人気が絶大で、連盟にとってスポンサーなどを集めるドル箱的存在です。仮に引退したらスポンサーの撤退などで10億円以上の損失が及ぶともいわれる。これを今井や宮原の活躍でカバーすることなどできない。『やっぱり日本には真央ちゃんが必要』という雰囲気をつくり出して、浅田を表舞台に引っ張り出したいというのが本音なんです。それは我々テレビ局も一緒です」

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