ミランは連続ドロー 本田は研究されドリブル突破封じられる
「本田が序盤7試合で6得点と好調だったのは、昨季以上にドリブル突破を多用し、1トップの動きと連動しながらゴール前に進入していくプレーが効果的だったから。しかし、このプレースタイルをライバルチームは研究し尽くし、この日のカリアリの選手も本田の動きを読み切り、封じ込めることに成功したのです」(サッカー専門誌記者)
もっとも、いくら動きを読まれようが、強行軍でコンディションが上がらず、どんなに劣勢の試合を強いられようが、そこで何とかするのが「背番号10」の務め。
ミランは、カリアリ戦に勝利していたら、勝ち点を18に伸ばして首位タイのローマ、ユベントス(勝ち点22)に接近するチャンスだったが、本田は90分間フル出場しながらシュートも満足に打てず、チームを押し上げることが出来なかった。