鳥谷は海外FA権行使 早くも飛び交う阪神主力の「去就情報」
「右ひじのクリーニング手術は軽度のものとはいっても、他球団にしてみれば古傷を抱える選手は手を出しづらい。すぐに手術となったら、それこそ大問題だからね。しかも阪神が三塁候補として獲得に乗り出していた中島は、日本球界に戻った場合は古巣西武への復帰が有力視されている。結局、阪神は全力で西岡を引き留めざるを得ないだろう」(前出の編成担当)
阪神は09年オフ、メジャー帰りの城島健司と4年契約を結びながら、右ひじ、左膝を故障し、わずか3年間の在籍で引退に追い込まれた。チーム関係者は、「西岡は練習で自分を追い込むというより、才能でプレーする天才型だから衰えは早いだろう。城島の二の舞いにならないか心配だ」という声もある。
■新井貴は楽天に移籍か
一方、阪神退団の可能性が囁かれているのが新井貴浩(37)だ。
今シーズンで3年契約が満了。4番の座を新助っ人のゴメスに奪われるなど、94試合で打率・244、3本塁打、31打点に終わった。シリーズも初戦の試合前練習で背中に張りを訴え、ベンチ入りはしたものの、出場機会はゼロに終わった。阪神OBが言う。