復帰のインテル長友フル出場も…現地メディア評は“便利屋”
スポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、〈(長友を)左にスライドさせ、試合に出ずっぱりのドドをひと休みさせられる〉と、長友のことを“便利屋”扱い。結局インテルでは、「左の控え」の評価は変わらず、右サイドをこなしながらフル回転することが求めらそうだ。
長友は戦列復帰したことで、“棚ボタ”での代表入りがあるかもしれない。シャルケの内田篤人(26)が8日のブンデスリーガで左手甲を負傷、骨折の疑いがあるため、14日のホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦に代表追加招集される可能性が残っている。
しかし日本代表のアギーレ監督が熱視線を送るのは、右SBなら内田、左SBはFC東京の太田宏介(27)だ。長友は来年1月のアジア杯までにインテルでライバルたちを超える信頼を勝ち取り、“便利屋”のポジションを払拭できなければ、代表でのポジション争いも厳しい状態のままだろう。