右ヒジより心配…日ハムドラ1有原には「練習量」が足りない

公開日: 更新日:

 ヒジは投手にとって命の次に大事なもの。チームが将来有望な新人右腕に気を使うのは理解できる。しかし、気になるのは球団の配慮に対する本人の気持ちや姿勢だ。

 首脳陣の言うことを真に受けてノンビリと調整していたら、来シーズン途中までどころか、丸々1年を棒に振ることになりかねない。

 有原は「ほぼ毎日練習をしている」とは言うものの、このところはランニングと体幹トレーニングが中心。体を持て余しているのか、体重は96キロに増加し、本人も「ちょっと今(体が)重い。絞っていかないと」と言った。

「大学の中でも最近の早稲田の野球部は、絶対的な練習量が少ない。日ハムのフロント幹部も有原獲得にあたり、その点を心配していた。最近は甲子園常連校の高校生の方が、よほどしっかりと体を鍛えていて、即戦力に近いとも言っていました」とは球団OB。

 栗山監督は有原の加入が「(高校、大学の先輩の)吉川や斎藤にとっても刺激になる」と話したが、現状では過剰な期待はできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動