辣腕スカウトが密着…巨人・坂本をヤンキースが狙っている
これまでも坂本はメジャーで一定の評価を得ていた。2013年WBCの決勝ラウンドで渡米した際には、米メディアが「守備はメジャーリーガーに劣らない」と報道。今回の日米野球では、メジャー挑戦の意向を表明している前田(広島)、金子(オリックス)に注目が集まる中、米メディアのひとりはこう言った。
「過去に何人もの選手が苦労したこともあり、日本人内野手の評価は決して高くはない。ただ、坂本については走攻守を含めた総合力が高い選手だといわれている。坂本が海外FA権を獲得する再来年、メジャー挑戦を決断した場合、手を挙げる球団はあるだろう。ヤンキース?ジーターが引退し、今はアレクセイ・ラミレス(ホワイトソックス)の獲得に乗り出しているとの話もあるが、再来年もレギュラーを固定できなければ、チャンスがあるかもしれない」
今春キャンプでは臨時コーチを務めた松井秀喜氏が坂本相手に打撃投手をし、「素晴らしいと思う。練習で穴を見つけるのは難しい。振り切る力があり、どこに投げてもバットの芯で捉える。(内角は)うまく腕をたたんで打つ」と、評価したのは記憶に新しい。