ミラン本田はナポリ戦は見せ場なし 次節が“ラストチャンス”
セリエA・ミランの本田圭佑(28)に異変だ。ホームでのナポリ戦(日本時間15日午前4時45分開始)に3トップの右で先発したが、背番号10にふさわしいプレーは見せられず、地元サポーターのため息を誘ってばかりいたからだ。
開始6分、ミランはFWメネズがトップスピードに乗って相手DF2人を抜き去り、左足で先制ゴールを決めた。後半7分にはMFボナベントゥーラが絶妙ヘディングシュート。いずれも難易度の高いゴールだった。
ところが本田はというと、苦手な守備に奔走したり、まるで攻撃に絡めないまま。見せ場は後半14分に右サイドからドリブルで切れ込み、左足でシュートを放った場面だけ。それも威力のないボールで相手GKに難なくキャッチされた。
「今夏にミランにレンタル移籍したスペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、なかなか調子を上げられずにデクのボー呼ばわりされています。ナポリ戦は風邪を理由にベンチ外でしたが、一部地元メディアは『戦力外を通告されて来年1月の移籍市場オープンの際に放出される』と報じています。ところが、トーレスよりも本田の方が不要だという意見も実はクラブ内に根強い。次節アウェーのローマ戦でもナポリ戦のような不甲斐ないプレーを続ければ、年明けにミランから追い出せという声が高まる可能性がありますよ」(スポーツ紙サッカー担当)