好調マインツ岡崎とゴール遠いミラン本田 代表エース“明暗”
欧州4大リーグで得点王を争うことが簡単ではないことは、サッカーファンなら知っているだろう。ドイツ・ブンデスリーガの岡崎慎司(28=マインツ)、イタリア・セリエAの本田圭佑(28=ミラン)が、得点ランク上位に留まっているが、2人の“明暗”ははっきりだ。
ここ5試合勝ちなしのマインツは、7日にアウェーでハンブルガーと対戦。0―2で迎えた後半44分。右CKをMFマリが後方に流し、ゴール正面に侵入した岡崎が渾身ヘッド! ボールはクロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。2試合連続の今季8点目にして得点ランク2位タイ。11位と中位以下に低迷中のマインツで、ひとり気を吐いている格好だ。
一方ミランの本田は、同日のジェノアとのアウェー戦に3トップの右で先発出場。後半2分に最大の見せ場が訪れた。
左サイドからのクロスに体を投げ出し、利き足の左足を伸ばしてシュートしたが、相手の厳しいマークにあって、ボールはゴール左に飛んでいった。このシーン以外、本田はパッとせずに後半26分にはFWパッツィーニと交代指令。ミランは0―1で敗れて4試合ぶりの黒星を喫した。