ミラン本田はナポリ戦は見せ場なし 次節が“ラストチャンス”
■1月はアピール機会なし
ミラン戦を元G大阪FW播戸竜二とG大阪の下部組織で本田の1年後輩のDF安田理大(いずれも現J1鳥栖所属)が生観戦。中継したスカパーでコメントを寄せた。
「ヘディングで競ってましたねえ。圭佑の仕事じゃないですよ」と安田が言えば、播戸はハーフタイムに「(本田が)パスミスすると、あ~ぁ~という声がスタンドから聞こえてきました。後半15~20分くらいで代えられる雰囲気ですね」とキッパリ。
結局、10月29日のカリアリ戦以来のフル出場を果たしたが、先発DFの故障などでたまたまピッチに残れただけ。播戸の言うように唯一のシュートとなった後半14分以降、完全にガス欠状態でヘロヘロだった。
本田がアピールするチャンスは多くない。年明けにアジアカップに出場するため、冬の移籍市場が開いている期間ほぼまるまるチームを離れることになるからだ。その間にトーレスがチームにフィットし、調子上げてくるようなら……本田に居場所がなくなり、「移籍させるほうミランのためだ」と地元サポーターが声高に言い出すこともあるのだ。