最下位脱出へ ヤクルト再建の第一歩は「選手の意識改革」から

公開日: 更新日:

「サラリーマンにはならないようにしてほしい」

 キャンプ直前のミーティングで、ヤクルト真中満新監督(44)は選手たちにこう告げたという。

 2年連続最下位からの巻き返しを図るチームは、このキャンプで「自主性」というテーマを掲げた。真中監督はその意図についてこう言った。

「今の選手は本当に真面目。こっちがやれ、と言わなくても練習はする。ただ、若い選手は真面目すぎて心の余裕がなくなり、視野が狭くなったり、切羽詰まってしまう傾向もある。それでは応用がきかないし、試合でいざというときに、とっさの判断ができなくなってしまいます。だから、練習から常に自分は何をやるべきかと、自身で判断してやれるようになってほしい。マニュアル通りにコーチにやらされる練習だったり、先輩が練習をしているから、という理由でただダラダラとやるのではなくてね。自主性と放任は全く別物。周りに流されずに自分でやるべきことを考えてやるということは、かえって難しい」

■コーチが選手に「声は出さなくていい」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭