3球団渡り歩いた助っ人ブランコが告白「監督は落合が一番」
ブランコは中日時代(09~12年)、落合(現GM)と高木という2人の監督のもとでプレーした。特に落合監督はGMになった今でも、歯に衣着せぬ物言いで、選手たちをビビらせたり、反感を買うこともある。
「俺が今まで日本でプレーしてきた3人の監督(落合、高木、中畑)の中では落合が一番やりやすかったし、考え方が好きだった。おそらく落合は普段からクールだから、みんなに誤解されやすいんだろう。俺は外国人選手ということもあってか、よく声をかけてもらったよ。みんなのいる前では憮然とした顔つきで何も話さないけれど、ベンチ裏や練習の時には、頻繁に声をかけてくれたんだ。体調を心配してくれて、打撃の調子が悪くなった時には悪いところを見つけて適切な指導もしてくれた。高木(監督)や中畑(監督)は見てのとおりの印象だよ。2人とも指導者としては素晴らしいと思うけれど、打撃指導を受けたことはほとんどなかった。自分のことを気にかけてくれているという面では、やはり落合が一番だった」
世間で「オレ流」と言われる落合監督の素顔とスポーツマスコミとの報道にはギャップがあると言いたいようだ。さらにブランコはこう続ける。