3球団渡り歩いた助っ人ブランコが告白「監督は落合が一番」
「彼は常に試合に勝つことしか考えていないからね。個人的な意見だが、俺はどんな時でも喜怒哀楽を見せない落合のスタイルはいいと思うよ。個人の好みもあるだろうけれど。例えば落合は、俺が2本塁打を放って大活躍した試合でも、逆に4三振を喫した試合でも表情や態度は全く同じだった。ベンチ裏で大喜びすることもなければ、怒鳴ることもない。監督が常に同じ態度だと、チームの雰囲気も引き締まるし、選手もいい緊張感の中でプレーができるものさ」
■中畑監督は「見ての通り」
ならば、その落合監督から高木監督に代わった時はどうだったのか。かなりの戸惑いがあったと予想できる。ベンチ内で2人は衝突したという話もあった。
「戸惑いもあったね(笑い)。高木(監督)は感情を表に出すタイプだから。ただ、それが悪いというわけではない。高木のような監督像を好む選手もいると思う。確かに、調子が悪い時にみんなの前で何度か怒られたことはあったかな(笑い)。でも、彼が嫌いだったわけではない」
DeNAの中畑監督とはどんな人物なのか。異常なほど明るいキャラクターは、外国人選手にどう映っていたのか。