ラグビー トップリーグで年俸1500万円なら社員選手が正解?

公開日: 更新日:

 2019年に日本でW杯が開催されるラグビーがプロ化されたのは95年。歴史が浅く、現状では高給を望むのは厳しい。

 豪州、ニュージーランド、欧州の一部で根強い人気を誇る競技も、選手の待遇は決してよくない。昨年12月18日付の英紙「ザ・テレグラフ」が報じた「高給取り10人」によれば、史上最高額で契約したフランスリーグ「トップ14」に所属する「ラシン・メトロ92」のSOダン・カーター(ニュージーランド)でさえ約1億7800万円。10位に入ったカーターの同僚であるCTBジェイミー・ロバーツ(ウェールズ)でも約6764万円だ。

 年俸の上位には「トップ14」「英プレミアシップ」の選手が名を連ねるが、この両リーグはレギュラーシーズン以外にも欧州クラブ王者決定戦も含め、10カ月間で約40試合をこなさなければならない。選手によってはCM出演などの副収入が見込めるとはいえ、肉体的な負担は想像を絶するものがある。ラグビーW杯は「五輪、サッカーW杯」に次いで注目度の高いスポーツのビッグイベントと位置付けられている割に選手の待遇は恵まれているとは言い難い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…