ウエアで大型契約 ジョコビッチ凌ぐ全豪準優勝マレーの稼ぎ

公開日: 更新日:

 全豪テニス男子シングルス決勝は、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア・27)が、同6位のアンディ・マレー(英国・27)を撃破。2年ぶり5度目の優勝を手にした。優勝賞金310万豪ドル(約2億8000万円)の他に、ユニクロなどスポンサー契約を結ぶ企業からは、億単位のボーナスも出るだろう。

 4大大会8勝目のジョコビッチは、年間収入が約3億3000万ドル(38億6100万円)を超えるほどの選手だが、ジョコビッチに決勝で敗れたマレーもスポンサー契約では負けてはいない。

 2日発表のランキングで6位から4位に浮上するマレーは昨年限りでアディダスとの4年契約が切れ、今年1月、米国のスポーツメーカー、アンダーアーマーと4年間のウエア契約を結んだばかり。契約金については推定で2500万ドル(約29億2500万円)といわれている。

 マレーは12年に地元のロンドン五輪シングルスでフェデラーにストレート勝ち。英国中を沸かせると、直後の全米オープンで4大大会に初優勝。この年だけで賞金とボーナス、スポンサーからの収入などを合わせると5000万ポンド(約88億円)を得たといわれた。マレーは13年のウィンブルドンでも77年ぶりとなる地元優勝を飾り、契約条件はジョコビッチと肩を並べるほどだ。

 ちなみに、アディダスからアンダーアーマーへの切り替えといえば、プロ野球巨人がそう。15年から19年まで5年総額50億円といわれる大型契約を結んだ。4大大会ファイナル8度出場で2度優勝のマレーほど巨人との契約は宣伝効果があるか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    パワハラ騒動で楽天退団 安楽智大の去就どうなる? 兄貴分・田中将大の自由契約で話題沸騰中

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り

  1. 6

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 7

    巨人が“大山資金”で怒濤の上積み…FA石川柊太争奪戦で5球団「3年6億円」横一線の均衡破る

  3. 8

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  4. 9

    フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で注目された50代男性の裏話と結婚できる中高年の境界線 

  5. 10

    石破政権を直撃!岩屋毅外相につきまとう「100万円」疑惑…米国発カジノ汚職で再燃