昨年とは大違い サク越え連発の阪神ゴメスに“2冠王”の予感

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「ケガさえしなければナンも心配いらんて」と言うのはある阪神OBだ。

 パスポートの盗難で来日が遅れた阪神のゴメスが18日、フリー打撃でサク越えを連発(写真)。調整不足を懸念していた和田監督は「昨年とは違うなというスイングができている。体が絞れて切れが出てくれば、もっと飛距離が出る」と言った。

 昨年は開幕直前でもボールが上がらず、ライナーやドライブ回転の打球が多かった。今年は2月中旬からスタンドにポンポン運んでいるから、むしろ調整は早いといえる。

 来日1年目も長女の体調不良などでキャンプ合流は2月11日までズレ込んだ。グラウンドにやってくると、「足が張ってる」といってはズル休み。初の実戦は3月15日まで延びた。それでも終わってみれば109打点でタイトルを獲得。チームの日本シリーズ進出に貢献した。

「昨シーズンの本塁打王は広島のエルドレッドで37本。ゴメスは26本やろ。日本に慣れた2年目の今年は2冠もあるんとちゃうか」と、先のOBは言うのだが……。

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