ヤクルト 助っ人競争激化でバレンティン「二軍スタート」も?
助っ人勢が存在をアピールした。
巨人とのオープン戦に連勝したヤクルト。28日の初戦はミレッジ(29)が菅野から特大の本塁打を放つなど2安打2打点。抑え候補のオンドルセク(30)も1回無失点と順調な仕上がりを見せると、1日の試合では、ロマン(36)が2回無失点と一軍入りをアピールした。
2日には、昨オフ左足アキレス腱を手術したバレンティン(30)が来日予定。これで助っ人が勢ぞろいするわけだが、浮上するのが外国人枠の問題である。
「当初はバレンティンに加えて、オンドルセク、バーネットの両右腕で3席、残る1席をミレッジとロマンが争うことが想定されていた。ただ、昨年右肩手術をしたミレッジは、3月中にも外野を守ってゲームに出る予定で、開幕に間に合う可能性が出てきた。そのうえ右腕のロマンもここまで結果を残し続けている。2人ともやれると判断できれば、誰を一軍に残すかを決めることが難しくなってくるわけです」(放送関係者)
問題はバレンティンの復調具合だ。本調子であれば3番で中軸を担うものの、足の状態次第では開幕に間に合わない可能性もある。