主砲復帰も混乱拍車?巨人が陥る“しっちゃかめっちゃか”

公開日: 更新日:

 右ふくらはぎ痛で別メニュー調整中の巨人阿部慎之助(35)が6日、DeNAとの二軍戦に「3番・一塁」で先発出場。先月15日の紅白戦以来となる実戦は、遊飛と四球でベンチに退いた。

 沖縄2次キャンプ初日の先月16日に負傷。原監督はキャンプ終盤、「現状、4番を打つ人がいない」と嘆いていただけに、主砲の復帰は喜ばしい話。と思いきや、公式ホームページ上の「日記」でこうつづっている。

「マイナスは、(阿部)慎之助の離脱です。一塁へのコンバートで身軽になり、強度を上げた練習に打ち込んでいる姿が新鮮に映っていました。しかし、『ここでけがをしているようでは……』です。一年間戦う上において、これまで同様に彼を頼みにすることは、得策でないと言わざるを得ません」

 要するに、アテにも信用もできない、というわけだ。さる球界関係者がこう言う。

「巨人の補強はまだ継続していて、投手と外野の長距離砲を探している状況。ただ、原監督が阿部のフル出場に懐疑的なら話が変わってくる。長距離砲は長距離砲でも『一塁手』に方針を転換する可能性もある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動