主砲復帰も混乱拍車?巨人が陥る“しっちゃかめっちゃか”
右ふくらはぎ痛で別メニュー調整中の巨人・阿部慎之助(35)が6日、DeNAとの二軍戦に「3番・一塁」で先発出場。先月15日の紅白戦以来となる実戦は、遊飛と四球でベンチに退いた。
沖縄2次キャンプ初日の先月16日に負傷。原監督はキャンプ終盤、「現状、4番を打つ人がいない」と嘆いていただけに、主砲の復帰は喜ばしい話。と思いきや、公式ホームページ上の「日記」でこうつづっている。
「マイナスは、(阿部)慎之助の離脱です。一塁へのコンバートで身軽になり、強度を上げた練習に打ち込んでいる姿が新鮮に映っていました。しかし、『ここでけがをしているようでは……』です。一年間戦う上において、これまで同様に彼を頼みにすることは、得策でないと言わざるを得ません」
要するに、アテにも信用もできない、というわけだ。さる球界関係者がこう言う。
「巨人の補強はまだ継続していて、投手と外野の長距離砲を探している状況。ただ、原監督が阿部のフル出場に懐疑的なら話が変わってくる。長距離砲は長距離砲でも『一塁手』に方針を転換する可能性もある」