2度目OP戦も松坂散々 「フォーム修正」と「減量」で板挟み
松坂はもともと自身も認める「太る体質」。大食漢で、食の好みが合わなかった米国ですら、夫人が栄養管理していながらウエートコントロールに四苦八苦していた。単身赴任の日本ではまず、節制は難しい。
本来なら体を絞るはずのキャンプ序盤からフォーム修正に時間を割いたことも悪循環になった。
メジャー時代に過度のウエートトレーニングのせいで体が「巨大化」してしまった経験から、今では筋トレをあまり行わないこともあり、思うように痩せられないのだろう。
「かといって、今になって食事を制限したりして急激に体重を落とせば、ここまで入念に時間をかけて行ってきたフォームのバランスが一気に崩れる恐れもある。いまだフォームも固まらず、体のキレを取り戻すことも難しいとあっては本人も不安だと思います」(冒頭の関係者)
開幕まで松坂に残された時間は多くはない。