菅野“当確”に巨人OB異論 「開幕投手はルーキー高木」の声

公開日: 更新日:

 開幕、間に合った!

 スポーツ紙はそう書いている。12日のソフトバンク戦に先発した巨人菅野智之(25)が5回を2失点。先月28日の前回登板でヤクルト打線に3回6安打3失点と打ち込まれ、原監督から「1人だらしないヤツがいるからさ」と再調整を命じられたが、この日の投球で、白紙とされていた開幕投手も「当確!!」だと騒ぐのだ。

 松中に2ランを浴びたものの、打たれた安打はその1本だけ。前回登板で140キロ前後と精彩を欠いた直球もこの日はMAX145キロを記録するなど復調を感じさせたのは確かだが、他球団スコアラーはこう言った。

「まだ少し抜ける球が多かったですよね。シュート回転があったのも、まだちょっと左肩の開きが早いからでしょう。3四死球でそのうち2度は先頭打者に与えたのもらしくないといえばらしくない。ここからどこまで状態を上げてくるか。完全復調というのは、それからじゃないですかね。昨年は右ヒジ靱帯損傷でシーズン終盤に離脱してますし、ダルビッシュのことも頭をよぎるだろうから、首脳陣も無理はさせられないんじゃないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…