「復帰登板」先送りで囁かれるオリ金子のしたたかな“計算”

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 加えて金子は昨季、計26試合で16勝5敗、防御率1.98を誇りながら、デーゲームは2試合で0勝2敗、防御率3.21で、「昼間」が苦手だ。

 一度先発ローテに入って、登板間隔を変更すれば調整は難しいし、他の投手のローテも崩れる。かといって、復帰してすぐに数字の悪いデーゲーム登板が1カ月以上続くのも困るだろう。

「金子はケガに繊細で、人一倍プライドも高い。表立って『寒いのはイヤ』とか『昼間はちょっと……』とは絶対に言わない。だから『ヒジの感覚』を理由に、登板をキャンセルして自分の最高の投球ができる日程、場所を調整しているのでしょう」(前出のOB)

 それでベストピッチングができればチームにとってはプラスだが……。

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