現在借金1 阪神「開幕15試合で勝ち越し」が“至上命題”の理由
「センバツ大会に甲子園を貸すので、阪神は本拠地で開幕を迎えられない。京セラでの主催開幕といってもやはりピンとこないからね。甲子園で初戦を迎えるのはだいたい3カード目以降。今年のDeNA戦は10試合目です。不利な状況の中で開幕ダッシュに成功すれば、選手は乗っていける。星野監督で18年ぶりに優勝した03年は9勝5敗1分け。岡田監督が制した05年も8勝6敗1分けだった。『開幕たった15試合でシーズンが占えるのか』という声もあるが、阪神にとっては重要な15試合なのです」
今年、球団創立80周年の阪神は7年ぶりの開幕3連勝で好スタートを切ったものの後が続かない。メモリアルイヤーの目標はもちろん優勝だが、最低でもAクラスは確保したい。もっか5勝6敗。残り4試合で2敗したら、今季のBクラスが決まる!?