ジャイアンツ青木 契約延長条件「550打席」への不安材料
今季150試合近くに出場すれば、クリアできそうだが、問題は青木が下半身に不安を抱えていることだ。渡米後の青木は足の疲労や故障に悩まされていて、昨年6月には左足付け根を痛めてメジャー3年目で初めて故障者リスト(DL)に入った。
ボウチー監督は好調な選手ほど休養を与えずに使い続けるタイプの指揮官だ。打線を牽引する青木は不調に陥るか、故障でもしない限り、出続けることになる。「(体調は)大丈夫です」と本人は明るい表情で話したが、下半身への負担は計り知れない。ジャイアンツと再契約しようと思ったら、コンスタントに働きながらなおかつ、脆弱な下半身ともうまく付き合っていく必要がある。