マー君DL 右腕炎症の原因は「右肘の可能性高い」と専門家指摘
「何で痛くなったのかはわからない」
ヤンキース田中将大(26)のセリフだ。日本時間の29日、右手首と右前腕部の炎症で故障者リスト(DL)入り。異常を感じたのは2日前だったという。
今季初の中4日登板となった24日のタイガース戦で七回途中1失点と好投、その後の調整も順調に進んでいるはずだった。30日のレイズ戦先発に備えて27日にブルペン入り。38球を投げた。その翌朝になって患部に違和感を覚え、この日になって痛みが増したため、病院で検査を受けたところ、故障が発覚してしまった。
幸いなことに、昨夏に靱帯の部分断裂が判明した右肘には異常がないと診断されたが、右手首の故障は初めての経験だ。肘の問題でコンディショニングには慎重を期していただけに、今回のアクシデントには、本人も「何で?」と首をひねるのだ。
「新たな故障の原因はやはり、部分断裂した右肘である可能性が高いでしょう」
こう言うのは、柔道整復師の松本繁柾氏。プロ野球選手への施術経験が豊富な同氏が続ける。