狙いは不調村田への“カンフル剤” 巨人に「外国人補強」情報

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 巨人原辰徳監督(56)の予言的中率は「ハーフハーフ」だった。

 前日に「阪神戦はロースコアにはしない」と宣言。19日の試合は、その通りの展開となった。

 二回に阿部が今季1号2ランを放つと、四回には長野にも一発が飛び出し8得点。試合後、「根拠がない願望だった」と指揮官は笑い、大量援護をもらった先発・菅野はプロ3年目で初完封勝利を挙げた。

 が、「(村田)修一が打つよ」の予告は外れた。その村田がスタメンを外れたからだ。打率.244、3本塁打、9打点。「打つ」と言っておいて使わない――。荒療治かと思いきや、「コンディションが良くなかった。村田が出ていても7点は取っていると思う」と原監督。さるチーム関係者がこう言う。

「原監督にとって想定外だったのは、長い不振にあえぐ村田を覚醒させるべく獲得した新外国人のフランシスコが5試合で二軍落ちしたこと。一塁でデビューしたものの、三塁が本職というのがミソ。村田の刺激剤の意味合いが強かった。それが、あっという間にいなくなった。ライバルにもならなかったわけだから、村田は大いに安心したでしょう。そして監督が『爆発予告』した日にアクシデント発生。もっていない男です」

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