チーム内に燻る不満…巨人の今オフは早くも“大荒れ”予想
参っているのは、村田だけではない。今季、5月5日の広島戦で、4番に入った大田以外のスタメン8人が外様選手ということがあった。36歳の阿部、40歳の井端、38歳の金城らベテランへの依存度も高く、それは当然、生え抜きの中堅・若手選手の不満を誘う。
■堤新GMの手腕に期待する二軍選手も
「今月11日に新たに就任した堤GMへの期待を高めている選手もいます。読売新聞運動部長からの転身ですが、それ以前には計9年にわたって球団に出向していた。巨人のフロントとしては珍しく選手との距離が近く、垣根のない付き合いの中で二軍選手の相談に乗ることも少なくなかった。堤GMだったら、悪いようにはしないんじゃないかという期待です」(別のチーム関係者)
このまま巨人の巨大戦力に埋もれるくらいだったら、他球団で勝負してみたいと考える選手が、こぞって新GMに泣きつくんじゃないかというわけである。
確かに、大変なオフになりそうだ。