3タテくらい6連敗 巨人選手に蔓延する深刻「DeNA恐怖症」
「4番の筒香は確かに球界で一、二というくらいの破壊力。でも、筒香だけじゃない。DeNAの打者はみんなスイングが鋭く、打球の質が他とは全然違う。打球が速くてライナーが伸びてくる感覚。パの打者と共通するところが多い」
すでに苦手意識が広がっているのだ。
この日の試合前、読売新聞東京本社を訪れ、渡辺恒雄名誉顧問(89)と白石興二郎オーナー(68)に前半戦の報告を行った原監督は、「(両首脳から)『まあ、頑張って、思い切ってやってくれ』と言ってもらった。『きょうまでで5割。半分は負けているわけだから、チームにもおまえさん(監督)にも我々にもストレスがある。頑張ろう』と声を掛けられた」と話していたが、その数時間後に借金ターンが決定。やられたのが元巨人の中畑監督率いるDeNAというのが、巨人関係者の「ストレス」をさらに増幅させているに違いない。巨人の「DeNA恐怖症」は、リーグV4への障壁となりそうだ。