右腕に7度メスを入れ復活 ヤクルト館山語るリハビリの辛苦

公開日: 更新日:

――肘には左手首の腱を移植したそうですね。私生活に影響はないのですか?

「それほどでもないですけど、ウエートトレが大変。左右均等に鍛えようと思っても、左腕だけが張ったり、内出血することが多い」

■次に切れたら? 「もうダメでしょうね」

――腱の種類でパフォーマンスは変わるものですか?

「そう感じますね。2回目の手術で肘に移植した薄筋(大腿骨内側の筋肉)の腱では、速球は最速142キロ程度でフォークで空振りが取れず、投球スタイルを変えざるを得ないと思った。左手の腱を使った今回は直球が良くなり、フォークが130キロ後半出て空振りが取れる。(2ケタ勝利を挙げた)08年に近い状態かもしれない」

――昨年の手術後、「次に靱帯が切れたらもう終わり」と話していました。

「もうダメでしょうね。2回目の手術で薄筋の腱を使ったように、移植する腱が体にあっても、肘の骨が耐えられないと思う。手術するたびに骨に穴を開けて腱を通すわけですし、補修もしないといけませんから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭