2軍で8失点KO 斎藤佑にファン達観「キミは十分に闘った」

公開日: 更新日:

 日本ハム斎藤佑樹(26)が24日、イースタン・リーグのロッテ戦に先発した。京都大学出身のルーキー田中英祐(23)との投げ合いが注目されるも、斎藤は10安打8失点の4回途中降板。2軍戦でも“フルボッコ状態”の斎藤に対し、ネット上では批判や同情を通り越し、達観ムードが漂い始めている。

 鎌ヶ谷で行なわれた斎藤と京大ドラ2の右腕の対決は、序盤から乱打戦となった。29日の西武ライオンズ戦で1軍デビューが決まっている田中は、最終調整のつもりが2回に4点を失って降板。斎藤も4回に集中して6失点を浴び、あえなく途中交代となった。

■「将来を本気で考えるスレが必要」の声も

 炎上が続く斎藤に対し、ツイッターやネット掲示板では、<ハンカチ王子もそろそろ結果出せへんとやばいよ><これはダメかも分からんね >と危機感を募らせる声や、<野球界の本田だな>と長い間ゴールに恵まれないものの、注目度が高いミランの10番にたとえた皮肉が出ている。<もう誰か引導を渡して><かわいそう>といった心配の声も日増しに。

 ついには、同情を通り越して、<もういいよ、キミは十分に闘った><まだ26歳だし、タレントでも俳優でも違った道を><ゆうちゃんの将来を本気で考えるスレが必要だな>などの声も。長年メディアの批判にさらされながら闘いを続けた斎藤をねぎらい、真剣に斎藤の今後を考えるムードに変わりつつあるのだ。

 栗山英樹(53)監督は斎藤について「ファームも競争。みんなで競争してるわけだから」 と今後も2軍調整させる考えを示している。はたして、斎藤の胸中やいかに。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース