今治西大野監督語る早実戦の抱負 「粘り強さ見てもらう好機」
早実(西東京)と対戦する今治西(愛媛)の大野康哉監督(43)は6日の練習後、「前回(12年)は松井くん(桐光、現楽天)、今回は清宮くんと、大物ばかり引く」と苦笑い。「みんな早実を見に来ているので、球場全体がそっち寄りの雰囲気になる。選手にはあまり雰囲気を読まないように言っています」と話した。日刊ゲンダイはそんな大野監督を直撃した。
――始球式もOBの王貞治さんが務めるなど「主役は早実」と言わんばかり。敵役になってしまう心配はありますか?
「そうですねえ。でも、ウチの選手はなかなかたくましいですよ。私が(選手に平手打ちをして)謹慎でベンチに入れなかった時期も乗り越えてきていますからね。確かに(早実が)今大会で最も、いろいろな意味でも注目を受けるチームなのは間違いない。(笑顔で)ただ、言い換えればウチの野球も多くの方々に見てもらえる。粘り強くしぶとい野球を見てもらうチャンスですから」
――清宮フィーバーはスゴいですが、12年の(松井裕のいた)桐光戦での経験も生きそうですか?