今治西大野監督語る早実戦の抱負 「粘り強さ見てもらう好機」

「ウチの選手はたくましい」と今治西の大野監督（Ｃ）日刊ゲンダイ

「いや、それはどうでしょう。松井くんは先発投手でしたから、ずっとマウンドにいたわけですよ。（首をひねりながら）それを思うと（清宮は打者のひとりなので）今回は……」

――清宮がこれまで、投手力の強いチームと戦っていないことも考慮して分析はしているのですか？

「それは……ないかな？　甲子園は相手より自分たちがいかに良いコンディションをつくれるかが大事ですから。地方大会と甲子園はまた別物なんですよ。地方大会でいい選手が甲子園でダメだったり、その逆もある。早実は準決勝と決勝のビデオをざっと見て、『こんな感じか』と確認したくらいです」

――西東京大会では早実寄りのジャッジが話題になりました。甲子園でも審判の判定が不利になりかねませんが。

「（笑いながら）いや、それはどうでしょう。僕は心配していませんよ。何といっても甲子園大会ですからね。審判も正々堂々のジャッジをしてくれると思いますよ」