W杯開催国イングランド敗退危機で日本に“追い風”の可能性

公開日: 更新日:

 その恩恵を最大限に受けそうなのが、2戦2勝でB組1位のスコットランド。3日の南半球の強豪である南アフリカ(1勝1敗で2位)との対戦では、スコットランドを勝たせるために英国勢寄りのジャッジが続出してもおかしくはない。日本がサモアを下して南アがスコットランドに敗れれば、日本が2勝1敗となり南アを上回る。ともに最終戦である米国戦の結果にもよるが、日本がB組2位で決勝トーナメントに駒を進めることもあり得るのだ。

 優勝を狙う英国勢にとっても、南アが1次リーグで姿を消した方が好都合なのは言うまでもないだろう。今回は初戦で日本に苦杯をなめたとはいえ、南アは毎回、尻上がりに調子が良くなるチーム。世界を代表するトッププレーヤーが揃う南アが決勝トーナメントに進むよりも、実力で劣る日本の方がくみしやすいと見ているのは間違いない。

 地元イングランドの不調で、1次リーグは今後思わぬ展開になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動