西の大物選手に“火の粉”も…巨人「野球賭博」問題が呼ぶ波紋
この大物選手、オフになると自分と親しい若手選手を連れ回し、繁華街で派手に遊び歩いている年俸1億円を超す高給取り。私生活でも世間を賑わせたことがある。
あるオフ、某所でこの大物が若手と食事をするシーンを店内でたまたま目撃したさる球界OBによれば「そろって派手な風体をして大騒ぎしてるんで、どこかの組のチンピラかと思ったほど。挨拶に行くのをさすがにためらった」そうだ。
■“黒い霧”知る東尾氏「これからが大変」
巨人は去る7日、福田聡志投手(32)を野球賭博を禁じた野球協約180条違反で、日本野球機構(NPB)に告発した。福田は同僚の笠原将生(24)の知人に誘われ、違法行為に手を染めた。巨人が「税理士法人勤務の男性」とするその知人は名古屋に縁の深い球界の大物OBと親しく、その関係を使って球界に人脈を広げたともいわれる。「西の方の大物選手」もあるいは、その人脈に含まれるのかどうか。
くしくも福田が告発された前日の6日、新潟県警は6代目山口組の総本部を家宅捜索した。9月に野球賭博容疑で山口組系暴力団会長を逮捕。その会長が総本部に出入りしていたため、野球賭博の裏付け捜査をやったらしい。さる全国紙の社会部記者がこう言った。