痛めた首は軽傷強調も 内村航平を猛追する強力ライバルたち

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 日本のエースが万全の状態をアピールした。

 前日の男子予選のゆかで頭から落下して首を痛めた内村航平(26)。26日(現地時間)には会場練習を行い「今まで何度も頭をぶつけているし、問題ないです。大丈夫です」と軽症を強調した。

 心配された脳しんとうなどの症状はなく、28日の団体総合決勝には全6種目に出場する見込み。

 6連覇を目指す個人総合決勝(30日)に向けて不安はなさそうだが、悠長に構えていられない。この日はライバルのオレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)が登場。6種目合計90.131点で首位の内村(90.564点)と、わずか0.433差で2位につけた。今年の欧州選手権を制したベルニアエフはゆかで2度のラインオーバー(0.1点減点)のミスがあったものの、他の5種目では完璧に近い演技を披露。決勝では技の精度をさらに上げてくるのは必至なだけに、内村にはノーミスの演技が求められる。

 海外のライバルから「モンスター」と恐れられる王者が決勝では追いつめられそうだ。

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