男子テニスの錦織圭(25=世界ランキング7位)がまた故障に泣かされた。5日のマスターズ・パリ大会3回戦でフランスのリシャール・ガスケ(29)と対戦したが、左脇腹痛で棄権した。
試合後の錦織は「打つごとに悪くなった。ファイナルもあるので大事を取って決断した」と年間王者を決めるATPツアー・ファイナル(15日開幕・ロンドン)を見据えて棄権したと説明。
今季最終戦については「大丈夫だと思う。きっちり体を治したい」と話したが、脇腹は治療が難しいとされる。患部が思うように回復しなければ、ツアー・ファイナルも棄権を強いられる可能性はある。