広島ホクホク…過去最高益の潤沢資金をどう使う?
「まさにバブルです」
広島のマスコミ関係者がこう言った。
前田健太(27)のポスティングによるメジャー挑戦を容認した広島。入札金は上限の2000万ドル(約24億円)に設定されているとみられる。
「前田の24億円に加え、今季の広島は過去最高益を更新するはずです」と、前出の関係者がこう続ける。
「昨年度の決算では、観客動員が過去最多となる190万人を記録して入場料収入が増え、純利益は5億7000万円に達した。今年は“黒田効果”もあり、観客動員はさらに増えて211万人という驚異的な数字になった。グッズ収入も今季途中の段階で、対前年比10億円増のペースといわれていた。これに入札金という『特別収入』を加えれば純利が2倍、3倍になっても不思議ではない」
すでに広島は、潤沢な資金をバックに補強を進めている。新外国人は投手はヘーゲンズ(26=前レイズ3A)、野手はプライディー(32=前アスレチックス3A)を獲得。さらなる投手の契約も検討しているという。