課題山積のマエケンに投球内容次第で「中継ぎ降格」の声
昨季ナ・リーグ西地区3連覇を果たしたドジャースに入団した前広島の前田健太(27)。11日の会見では「向こうに行って結果を残すことだけを考えている」と力強く話したが、はたしてどれくらいの「成績」を残せるのか。
まず、前田の前に立ちはだかるのは、同地区の強力打線だ。昨季、リーグナンバーワンのチーム打率を残したジャイアンツ(2割6分7厘)を筆頭に、ロッキーズ(2割6分5厘)、ダイヤモンドバックス(2割6分4厘)と上位3位までを西地区の球団が占めた。
186本塁打のロッキーズ(リーグ2位)や154本のダイヤモンドバックス(7位)は一発もある。
総得点にしてもロッキーズ(737=1位)以下、ダイヤモンドバックス(720=2位)、ジャイアンツ(696=5位)らが上位に名を連ねた。
昨季、42本塁打、130打点で2冠を獲得したアレナード(24=ロッキーズ)、打率・321がリーグ3位、110打点が2位のゴールドシュミット(28=ダイヤモンドバックス)、11年に本塁打王と打点王を獲得したケンプ(31=パドレス)らメジャーを代表する打者が顔を揃える。