前週大会でスロープレー罰金 スピース“怒り”の3位発進
【SMBCシンガポールOP】
世界ランク1位のJ・スピース(22)が、日本ツアーとアジアンツアーの共催大会に出場。初日は雷雨のためサスペンデッドになったが、首位と1打差3位タイ(暫定)の好スタートを切った。今年はすでに現代自動車チャンピオンズで1勝を挙げ、前週の欧州ツアー・アブダビHSBCゴルフ選手権では5位と好調をキープ。大会初日は昨季の国内賞金王の金庚泰(韓)、同2位の宮里優作と同組。4バーディー、ノーボギーの67で回り、イーブンパー37位タイ(同)の宮里、2オーバー78位タイ(同)の金に実力の違いを見せつけた。
現地では「スピースは先週のモヤモヤを引きずっていたから、好発進にスッキリしたんじゃないか」との声がある。
実は、アブダビHSBCゴルフ選手権でルールトラブルに見舞われていた。スロープレーによる罰金を科せられていたのだ。
第1ラウンドの8番グリーンで競技委員が2度目の遅延プレーと判断して時間計測を開始。9番ティーに向かう途中でスピースにスロープレー違反を告げたのだ。