「阪神、ヤクルトも外野は補強ポイント。阪神は大阪桐蔭高出身の平田にとって地元球団。今年で39歳を迎える右翼・福留の後継者として適役であり、エースの藤浪にとっても高校の先輩の存在は頼りになるはず。ヤクルトは、左翼のバレンティンが今季で4年契約が満了する。加えて、平田とチームの選手会長である川端とは、同じ年で高校時代から親しい間柄。昨年の『プレミア12』期間中にはこの川端をはじめ、山田、小川、中村といったヤクルトの主力組と食事をして親交を温めた。ソフトバンクなどに比べて資金力は劣るも、ヤクルトならスッと溶け込めるんじゃないか」
各球団の綱引きはすでに始まっている――。