スカウト腰砕け…木更津総合・早川に「早大進学」情報
今年のセンバツでネット裏のプロスカウトをうならせたのは、今大会注目の木更津総合の左腕・早川隆久(3年)だった。
準々決勝で秀岳館に逆転サヨナラで敗れたものの、「(腰の)故障明けだったにしては、バランスが良くて完成度が高い。ドラフト上位候補です」とプロの評価をさらに上げたが、パのスカウトが続ける。
「早川は早大進学が第1希望という情報があるんですよ。早大は“13番目の球団”と言われるくらい厳選された有力高校生が集まる。木更津総合の五島監督は早大OBで、昨年もドラフト候補だった遊撃手の檜村が早大にスポーツ推薦で入学した経緯がある。現在の4年生にも木更津総合のエースだった黄本が在籍中。定期的に早大に進学しているという実績は、高校側にとっても大きい。『大学で体力をつけるべき』という監督の考えもあるみたいで、早稲田のブランド力には勝てませんわ」
プロもお手上げの「13番目の球団」は、なかなか手ごわい。