「厳しい組」リオ男子サッカーGLの相手を中山淳氏が分析
リオ五輪男子サッカーの組み合わせ抽選会が14日、決勝会場・マラカナン競技場で行われ、1次リーグB組に入った日本代表はアフリカ予選1位のナイジェリア(8月5日)、南米2位のコロンビア(8日)、そして欧州1位のスウェーデン(11日)と対戦する。
直近5大会の成績で日本は開催国ブラジル、南米1位アルゼンチン、前回ロンドン大会の覇者メキシコと第1ポットに入り、優勝を狙う強豪国との対戦は回避できた。しかし、サッカージャーナリストの中山淳氏が「クジ運には恵まれませんでした。日本はリオで厳しい戦いを強いられるでしょう」とこう続ける。
「第2ポットからは同大陸の韓国とイラクとは対戦することなく、ナイジェリア、北中米カリブ海2位のホンジュラスのいずれかとB組で同居することが決まっていた。フィジカル能力に優れ、スピード、高さのある選手がそろっているナイジェリアは避けたい相手でした。個々の選手のポテンシャルで劣るホンジュラスを引き当てられなかったのは痛い。実はナイジェリアは、ロシアW杯のアフリカ予選敗退が確定しており、A代表を主戦場としていた23歳以下の選手が、五輪代表に流れてくることでチーム力はスケールアップする。日本は初っぱなから苦戦が予想されます」