強行出場でも10連敗…照ノ富士を苦しめる師匠の“鬼指導”
近年、角界での伊勢ケ浜親方の評判は下がる一方だという。
「13年から今年3月場所まで務めていた審判部長時代は、物言いを連発。それも自分の弟子が負けた時に多く、しばしば勝敗をひっくり返していた。弟子に勝たせたい気持ちは分かるが、あまりに露骨なので『職権乱用だ』と非難されていた」(前出の親方)
野心も強い。今年3月の理事長選では、クーデターを起こした貴乃花親方を支持。現役時代に同じ横綱だった八角親方(元横綱北勝海)への対抗心からだと言われた。
照ノ富士は1968年以来、48年ぶりとなる1場所での大関10連敗記録に、「いいんじゃない」と投げやり。このままでは厳しさをはき違えた師匠にぶっ壊されかねない。