くせ者打者と執拗な待球…復帰のダルに敵球団が手ぐすね
ダルが最も苦戦しそうなのは、アスレチックスではないか。開幕から故障者が続出し、地区4位と低迷しているものの、くせ者が顔を揃える。主に1番を打つクリスプ外野手は178センチと小柄ながら一発があり、今季は4本塁打をマーク。主砲レディックは、ダルのような速球派にめっぽう強い上に、変化球の見極めには定評がある。そもそもダルは、アスレチックスを大の苦手としており、過去10試合で1勝8敗(防御率4・94)と大きく負け越しているのだ。
復帰イヤーのダルは、下位球団との対戦が成否の鍵を握りそうだ。