早くも162キロの日ハム大谷 壊滅「ダル門下生」と何が違う
いまや米大リーグ、レンジャーズのエースを張るダルビッシュ(29)はとにかく後輩の面倒見がいい。
食事をごちそうするばかりか、技術的なアドバイスをすることもしばしば。中村勝(24)、ダース(27)、土屋健二(25)らは日本ハム時代の門下生。自主トレも一緒にやった彼らは、しかし、伸び悩んだ。
中村は09年のドラフト1位ながらいまだ2ケタ勝利が1度もないし、ダースや土屋はすでにプロ野球界にいない。口さがない連中は「ダルにぶっ壊されたんじゃないか。教えてもらって、逆におかしくなった」などと話している。
さて、そんなダルからこのオフ、トレーニング方法や体づくりも含めてさまざまなアドバイスを受けたのが、日本ハムの大谷翔平(21)だ。
2日は札幌ドームの巨人戦に先発し、5回を2安打無四球無失点、8奪三振。四回2死からギャレットへの2球目は、自身が持つ公式戦最速記録と同じ162キロをマークした。2月中の実戦からこれで計10イニング、点を取られていない。