日ハム大谷「6番投手」起用は中田翔今オフ放出への“布石”

公開日: 更新日:

■大谷に「エース兼4番」構想

 29日の楽天戦は大谷翔平(21)が「6番・投手」で出場。投げては7回を4安打1失点。打っては5打数3安打1打点と、単に投げるだけでなく自らのバットでも3勝目(4敗)を手繰り寄せた。大谷がパ・リーグの公式戦で指名打者を使わず、投手として先発出場したのは4年目で初めてのことだ。

「単純に、いい打者を置こうということ。(投手と野手)ふたつやるのは大変だし、ばたつくからね」

 試合後の栗山監督は大谷を「6番・投手」で起用した理由をこう説明したものの、わざわざDHを潰してまで投打の二刀流を実現させたのには理由がある。この“リアル二刀流”こそ「中田放出」の布石なのだ。

「大谷は今季、投げる方ではいまひとつでも、打率.359、8本塁打と打者としてブレーク。首脳陣は本気で大谷をエース兼4番打者として育てようと考えています。つまり近い将来、中田に代わる4番として起用する腹積もりなのです。そのための布石というか、準備がこの日の指名打者を潰した起用につながっている。投手としての実力は去年までで実証済みですからね。今後は投手兼野手としてこれまで以上にフル回転させる意向だといいます」(前出のOB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭