日本人の持ち味を生かしたフィジカル強化をやって欲しい
■長谷部と吉田に注文
守備系選手のボランチのMF長谷部とCBの吉田について――。
チームとして前掛かりになる時間帯、落ち着いて様子をうかがう時間帯はいつなのか、長谷部と吉田がプレーで示さないといけない。ボスニアの選手たちは前後半の立ち上がり5分、失点した後の5分、完全に逃げ切り態勢に入った終盤の5分で《闘う姿勢》をより前面に押し出していた。
こうした試合運びの妙は、最終予選では勝敗の決め手となる。日本選手は肝に銘じて欲しい。