あん馬と跳馬で困惑…体操日本に「独製器具」という難敵
また、「手をつく部分が国内製よりやわらかい」と漏らす選手もいて、慣れないと着手で体勢を崩し、勢いを失って高く跳べず、回転が鈍ったり、着地の乱れにもつながりかねない。
ロンドン五輪では器具への対応が十分ではなく、苦戦の原因となった。今回の体操選手団は余裕を持ってブラジルに渡り、サンパウロで約1カ月間の事前合宿を行う予定だ。コンディション維持や時差調整と同様、器具対策を入念に繰り返さなければ、信じられないミスで、再び悲願の団体金メダルを逃すかもしれない。