「智弁学園より弱い」 オリ編成部トップが“無責任暴言”

公開日: 更新日:

「闘争心のない選手は明日にでも辞めてもらって結構。やる気のある選手だけでやったらいい。今なら(センバツで優勝した)智弁学園より弱い」

 11日の敗戦後、チームを罵倒したのがオリックスの瀬戸山球団本部長だ。

 果たして選手はこの発言をどう聞いたのか。12日のDeNA戦で2戦連続完封負けを喫したところを見ると、「あんたが言うな!」と、むしろやる気が失せたのではないか。

 瀬戸山本部長は編成部のトップ。ここまで弱いチームをつくり上げた張本人だ。14年オフには30億円もの補強金を費やし、助っ人のブランコ、米国帰りの中島、FAの小谷野ら、ポジションのかぶる内野手ばかりを獲得。機能不全に陥ったばかりか、彼らにケガが相次ぎ、昨季は5位と低迷した。

 今季も自らのパイプで西村ヘッドコーチ、高橋打撃コーチらを招聘して組閣を行ったが、もっか最下位。今季は3度もコーチ陣の入れ替えを行っているのだから、呆れるより他ない。

 現場に発奮を促すどころか、意気消沈させる球団幹部の暴言。オリックスの泥沼はまだまだ続きそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主