コーチ配転で連敗脱出も オリ低迷で問われる“責任の所在”

公開日: 更新日:

 次は監督の休養か。チーム周辺では、そんな声も出ている。

 最下位に沈むオリックスが13日、一軍投手コーチの配置転換を発表。ベンチ担当だった酒井コーチとブルペン担当だった小林コーチを入れ替えた。オリックスのチーム防御率は12球団で唯一の6点台となる、ワーストの6.25。先発もリリーフも総崩れという状態に球団フロントが業を煮やした格好だが、このチームの問題はなにも投手陣だけではない。

 開幕13試合を終えて本塁打ゼロと2リーグ制後のプロ野球ワースト記録を更新した打線も、両リーグ最下位のチーム打率.217。1試合平均2.6点を取るのがやっとという現状には、選手だけでなくベンチの無策にも厳しい目が向けられているのは事実だ。

 昨年5月に成績不振を理由に森脇監督が休養したオリックスは、12年の岡田監督、08年のコリンズ監督と、ここ8年で3人もの途中休養監督を出している。簡単に指揮官のクビをすげ替える球団だけに、昨年の代行から昇格した福良新監督も「いつまで指揮を執っていられることやら」(在阪マスコミ関係者)と言われているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動