無名選手が決勝G EURO初出場アルバニアが歴史的勝ち点3

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 ユーロ初出場のアルバニアの歴史的初勝ち点は“無名”選手によってもたらされた。

 2連敗後のルーマニア戦(日本時間20日午前4時キックオフ)の前半43分、背番号10のMFサディクが、ヘディングで先制点を決めたのだ。

 この虎の子の1点を守り切ったアルバニア。

「サポーターの凄まじい応援が勝利をプッシュしました」と現地で取材中の元川悦子氏(サッカージャーナリスト)が言う。

「試合会場のリヨンではキックオフの何時間も前から多くのアルバニア人が怪気炎を上げ、試合中の熱狂度も凄まじいのひと言。選手の闘争心あふれるプレーとともに感動すら覚えるほどでした。サディクはスイスリーグの下位クラブに所属。目立った戦績は残していないが、代表ではゴールの予感を強烈に感じさせる選手です。一気に評価を高め、欧州内の中堅以上のクラブに引っ張られる可能性も出てきました」

 MFサディクという名前を覚えておこう。

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