日米大学野球メンバー東大・宮台 4人の先発要員入りの怪

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 東大では33年ぶりの日本代表と、スポーツマスコミが騒いでいる。

 日米大学野球(7月12日開幕)の代表メンバー24人に選ばれた左腕・宮台康平(3年)に関してだ。

 代表を率いる横井人輝監督(東海大)も、「宮台は球速も含め、米国相手に先発として十分、ゲームをつくれる」とベタボメ。柳(明大)、佐々木(桜美林大)、浜口(神奈川大)に、この宮台を加えた4人が先発候補だと明言した。

 しかし、代表選考合宿をチェックした在京球団のあるスカウトは、「宮台は145キロを超す速球を投げるし、将来性はある。連投がきかないのは鍛えられていないからで、体力がつけばいま以上の投手になる可能性はある。ただ、国際試合で米国相手ということを考えれば、より通用しそうな左腕がいたと思いますけどね」と、こう続ける。

「新潟医療福祉大学の笠原祥太郎ですよ。3年前の大学選手権で優勝した上武大などが所属する関甲新リーグでは飛び抜けた成績を残している。球速は宮台と同じくらいでも、カーブとスライダーが秀逸。中でもカーブは途中まで真っすぐの軌道で来て、打者の手元で鋭く変化します。今秋のドラフトでも2位までに指名される投手です。フォームがオーソドックスでこれといった特徴のない宮台と比べると、数ランク上。代表に選ばれなかったのが不思議なくらいです」

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